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スペースハンター
(米・83)

監督/ラモント・ジョンソン
出演/ピーター・ストラウス、マイケル・アイアンサイド

 いきなり、どうでもいいことだが、宇宙を舞台にしたSF映画に「スペース」が付くタイトルが少なくなったなぁ、と思っていたが、最近『スペーストラッカー』『ロスト・イン・スペース』などがあった。いずれも出来は周知の通りだが・・・(なんだかんだと言いながら両方ともしっかり観ている)。
 だいぶ以前の事なので、どうしてこの映画のビデオを観たのか、その理由が思い出せない。多分、他に観るものがなかったか、目当てのビデオがレンタル中で適当に選んでレンタルしたのだと思う。当然、何の期待もせずに暇潰し程度のつもりで観たのだろう。簡単に言ってしまえば、伝染病で死にかけた惑星に遭難した女性三人を救出すれば報酬が支払われる、という情報を得たダメ賞金稼ぎ、ウォルフ(ピーター・ストラウス)が、ポンコツ車を駆って未知の惑星で活躍する、というような映画だった。もう少し詳しく言うと、女性三人は惑星を支配する機械人間オーヴァードッグ(マイケル・アイアンサイド)に囚われており、主人公は偶然拾った小娘・ニキ(モリー・リングウォルド)とライバルの賞金稼ぎ・ワシントンと手を組んで機械人間を倒し、人質を無事救出してハッピーエンドというストーリー。この映画に出てくる宇宙船、車、建物などのデザインがどれもグロテスクでポロポロのポンコツばかりで、滅亡寸前の末期の惑星の雰囲気は出ていた。当然、『マッドマックス2』の影響下にある世界観だ。主人公の車は、本当に廃車の部品から組み立てたのでは?と思えるほどボロっちく、ワシントンの車も機関車とブルドーザーを合わせたようなグロテスクさでイカしていた。さらに線路の上を移動する帆船のような乗り物(超意味不明)や、敵兵士のワケわかんないバイクなど造形が面白かった。そういう部分的な面では(見たこともないようなブサイクな乗り物が好きなので)結構楽しめたが、C級以下の映画であることには違いない。レジー・ベネットに似ている女が出ていると思ったら本人だった。全体的にはマカロニ・ウエスタンのSF版といったところ。わざわざ観た人もあまりいないのだろうけど。マイケル・アイアンサイドってSF映画にしか出てないような気がする。『スキャナーズ』『トータル・リコール』『バトルトラック2053』『スターシップ・トゥルーパーズ』などで顔を見かけたが、あの顔に似合わず仕事を選んでいるのかも。

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