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DEATH WISH
キング・オブ・リベンジ

Death Wish 5 : The Face Of Death

(米・93)

監督 / アラン・A・ゴールドスタイン
製作 / ダミアン・リー
製作総指揮 / アミ・アルツィ、メナハム・ゴーラン
原案 / マイケル・コリアリー
脚本 / アラン・A・ゴールドスタイン
撮影 / カーティス・ピーターセン
音楽 / テリー・プルメリ
出演 / チャールズ・ブロンソン、マイケル・パークス、レスリー=アン・ダウン

 本作が“デス・ウィッシュ”シリーズの最後の作品となるのだが、とても有終の美を飾ったとは思えない。もはや地にまで墜ちた。ストーリーも面白みがなく、『スーパー・マグナム』『バトルガンM−16』ばりのハチャメチャな暴れっぷりもスケールダウン。監督は新顔のアラン・A・ゴールドスタインに交代されたものの、やたらと照明の青色が目立つ画面が、如何にも安っぽい。「やっつけ仕事」という言葉が何度も脳裏に浮かんだ。今作のカージーは設計技師でなく“教授”と呼ばれているのだが、建築学か何かの教授なんだろうか? 撮影時ブロンソン71歳。それでも走る! ぶん殴る! 蹴っ飛ばす! ぶっ放す! と年齢からは信じ難いタフネスが見られ、こればかりはさすがに感心する。ストーリーは、殺された恋人の復讐でカージーがヤクザたちを殺す、といういつものやつ。しかし、人生のうち5度も妻や恋人を殺される男なんているのか? シリーズを通してさんざんチンピラやヤクザを殺しまくってきたカージーだが、今回は殺しが少ないのが残念といえば残念。『スーパー・マグナム』を通過した以上、このシリーズの売りは徹底した殺戮シーンしかないはずだが、それすらもなくなってしまったら、一体、どこを見ろというのか。ラジコン操作で動くサッカーボールに爆弾を仕込んで、標的のひとりを爆殺するシーンは、バカバカしいがちょっぴり面白かった。


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